ネルソン山　Mt Nelson　タスマニア　オーストラリア観光案内　Tasmania Australia Tourist Attraction

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Mt Nelson
ネルソン山

評価（１０段階）

移動容易度	★★★★★★★★☆☆
お勧め度	★★★★★☆☆☆☆☆
必要時間	1時間
駐車場は無料です。

タスマニアの州都ホバートから車でわずか１2キロ程南に位置した山が Mt. Nelson です。展望台までは、時間にして約20分程で到着でき、ホバートの街の様子や港など一望でき、週末にはたくさんの観光客が訪れる場所です。

展望台入り口

この山は、海抜３５０メートルしかありませんので、山と呼ぶには高さがあまりありませんので、厳密に言えば丘といったほうが正しいかもしれません。ただ住人が愛着を込めてネルソン山と呼ぶようになっていきました。

展望台へは、Nelson Road というタスマニアでも非常に古い道を使い到着できますが、状態もあまり良くない上、急カーブも多く注意が必要となります。

到着するとしっかりと無料の駐車場が設けられており、公衆トイレやカフェ、信号灯（下の説明参照）、さらには遊歩道などなど色々楽しみは有ります。ちなみに、この地域には、小学校からスーパー、雑貨店、薬局などなど住民にとって必要なお店や施設など色々揃っています。


◇景色（写真左）展望台からの眺め。ホバートの街とホバート港。（右）もともと信号係りの住居でもあった建物は、現在カフェとしてたくさんの方に利用されています。

信号灯

この山 Mt. Nelson(ネルソン山）はもともと Nelson Hill（ネルソン丘）と呼ばれていました。展望台付近にある信号灯は、非常に歴史を感じさせてくれます。

手旗信号灯
１８１１年に建てられた非常に古い信号灯が展望台付近に残されています。最初にオーストラリアに囚人が送られてきたのが１７８８年でしたので、この信号灯はオーストラリアの歴史そのものの気がしてしまいます。

この信号灯の目的は、タスマニア南東のストーム湾に船が入港したのを知らせる為の物で、手旗信号の合図は、経由されポートアーサーまで届きました。

その為、係りはそこで一日中見張らないといけませんでしたので住居が設けられ、今のカフェに変わっていきました。

ちなみに手旗信号のコードは、１８２７種類にも及んでいました。記録として最後の信号は１８９０年に送られた信号コードは”３４３”だったそうです。この意味としては” FORGOTTEN" 日本語で「忘れていた」となります。

最後の信号が「忘れていたと」は、なんとも面白いエピソードです。

◇景色
Derwent River の河口の様子と　Ralphs Bay

カフェなども有りますので、まずは、ホバート周辺の観光の手始めとしてお出かけするのもいいでしょう。

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