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Mamals



有胎盤類

Grey Headed Flyng Fox メガネオオコウモリ
写真では、少し分かりにくいですが頭がグレーで首から肩にかけて鮮やかな茶色をしています。英語名(Flying fox)の通り顔がキツネに似ている為にこの名前がついています。更に別名ではフルーツバットと呼ばれフルーツを主に食します。超音波を出して飛ぶ事はせず、目で見て飛べる視力を持っています。最大翼幅が1メートルあり体重も1キロ程になります。繁殖は3、4月頃です。群れで大きい木に住みます。長寿の動物で過去23年生きたとの報告もあります。平均で15年程生きます。
遭遇容易度★★★★★☆☆☆☆☆


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 有袋類

Red Kangaroo アカカンガルーー
レッドカンガルーはオーストラリア最大のカンガルーです。イースタングレーカンガルーとは異なり体の毛の色が赤っぽいところから名前が名付けられています。オーストラリアの代表的な有袋類の動物でお腹にポケットを持っており、胎盤が無い為妊娠期間が非常に短いです。胎児は10日ほどでお腹にポケットの中で生活を始めます。しっぽを合わせれば最大で2.1メートルほどになります。遭遇容易度★★★★★★★☆☆☆


Eastern Grey Kangaroo イースタングレイカンガルー
写真では、少し分かりにくいですが頭がグレーで首から肩にかけて鮮やかな茶色をしています。英語名(Flying fox)の通り顔がキツネに似ている為にこの名前がついています。更に別名ではフルーツバットと呼ばれフルーツを主に食します。超音波を出して飛ぶ事はせず、目で見て飛べる視力を持っています。最大翼幅が1メートルあり体重も1キロ程になります。繁殖は3、4月頃です。群れで大きい木に住みます。長寿の動物で過去23年生きたとの報告もあります。平均で15年程生きます。遭遇容易度★★★★★☆☆☆☆☆


Whiptail Wallaby ウィップテールワラビー
たくさんいるワラビーの一種。特にかわいらしい顔をしており、ほほに白いラインが入っているのが特徴です。写真のワラビーは、メスでおなかの袋には、小さい胎児が入っているように思われます。特に夜行性というわけでもなく、昼でも夜でも活動し、日陰の草を食べたりする姿が見かけられます。遭遇容易度★★★★★☆☆☆☆☆


Red Legged Pademelon レッドレッグドパディメロン
赤い足のパディメロン(ヤブワラビー)でオーストラリアとニューギニアの北東部沿岸で見られる種類です。雨林の中で生息しており、落ちた果実や葉っぱを食します。特徴は、ウサギ程度の大きさで足の毛の色が少し赤っぽいです。カンガルーと同じ種類の有袋類で、ワラビーの次に大きい種類です。大きさは約50センチほどです。遭遇容易度★★★☆☆☆☆☆☆☆


Red Necked Pademelon レッドレッグドパディメロン
パッと見た目ではレッドレッグドパディメロンと見分けが付きにくいですが、赤っぽい毛の場所が違います。レッドネックドパディメロンは、名前の通り首の後と肩の辺りが赤毛です。非常に臆病な動物で、近付けばすぐに逃げてしまいます。大きさは、ウサギ程度で約50センチほどです。おもに夜行性の動物で日中は、森林や雨林の日陰で隠れています。遭遇容易度★★★☆☆☆☆☆☆☆


Tasmanian Pademelon タスマニアンパディメロン
タスマニアンパディメロンは、タスマニア島でのパディメロンとしては、唯一の固有種です。タスマニアンパディメロンは、タスマニアの寒い気候に適用した為、オーストラリア本土やパプアニューギニアに住むパディメロンと比べ厚い毛に覆われています。基本的には夜行性で、日中は植物が作る日陰で過ごします。乾燥したユーカリ林よりは、じめじめした雨林の方を好みます。草食動物で多種多様な植物を食します。天敵としては、ニシキヘビやタスマニアンデビルなどです。オスの方が大きく、体長は最大で60センチほどになります。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆


Southern Brown Bandicoot サザンブラウンバンディクート
オーストラリアの南部に生息しており、特に乾いたユーカリ林などを好みます。小さい動物でオスの方がメスより大きいです。茶色い身体で、お腹にかけてクリーム色をしています。野うさぎと間違えられやすいですが、バンディクートは顔がとがっており、小さい丸い耳をしています。木の実や昆虫などを食し、一年中繁殖が可能です。体長は大きくて35センチ程です。遭遇容易度★★☆☆☆☆☆☆☆☆


Tasmanian Devil タスマニアンデビル
タスマニアンデビルは、タスマニア島にのみ生息する動物です。デビル(悪魔)という名前がつく由来としては、闇夜でギャーギャー聞こえる鳴き声や死骸にもバリバリかぶりつく様子から名づけられたと言われています。ギネスブックにも載っており、世界で一番大きな肉食有袋類です。特徴の育児嚢はカンガルーとは違い後ろ向きです。とにかく強い顎を持っており動物以外にも昆虫や爬虫類、死骸、骨など何でも食します。ただ、視力が非常に弱く基本的には自らハントをしません。特徴は、黒い毛に覆われており、ほとんどは首辺りか腰辺りに白い毛が模様を作っています。大きさは最大で60センチほどです。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆
◇問題
もともと、タスマニアンデビルはオーストラリア全土に生息していたといわれています。現在タスマニアにしか生息していない理由のほとんどは人間が持ち込んだとされるディンゴとの生存争いに敗れてしまったことに有ります(現在ディンゴは本土に生息しておりタスマニアにはいません。さらに今、タスマニアンデビルの間で病気(顔がただれて死んでいく癌)が広がっており深刻な問題になっています。その為数が激減し野生のタスマニアンデビルが目撃される事も少なくなってきており、絶滅危惧種に指定されています。


Common Wonbat ヒメウォンバット
ヒメウォンバットは、コアラに一番近い動物です。一般的にウォンバットとのみ呼ばれますが、−ストらリアには、合計3種類のウォンバットが、生息しています。このヒメウォンバットは、その中で最もかわいらしい顔をしています。名前の由来はアボリジニの言葉で『平べったい鼻の動物』という意味から来ています。体長は70〜110センチ程で体重は、最大で40キロまで大きくなります。穴を掘るのが得意で丈夫な爪を持っています。夜行性で日中は巣穴で休み、夜間に行動します。動きの遅い動物に思われていますが、走れば30キロ以上のスピードが出ることが知られています。草食性で草や木の根を食べます。遭遇容易度★★☆☆☆☆☆☆☆☆
◇コアラに一番近い親戚」
上記の様にウォンバットは、最もコアラに近い動物といわれます。それは、コアラと同じおなかのポケットが下向きについているという点と袋の中の乳房が2つ付いているという点からも知ることができます。もともと同じ祖先から分かれました。


Southern Hairy-nosed Wombat ミナミケバナウォンバット
ミナミケバナウォンバットは、カンガルー目、ウォンバット科の動物で、オーストラリアの南部の中央に生息しています。特に年間平均降雨量が200−500mmに地域でユーカリ林やアカシアが茂る山間部で見かけられます。ヒメウォンバットと比べ愛らしい顔ではなく、3種見られるウォンバットの中では一番小さい種類です。草食で特に若い葉を好んで食べます。遭遇容易度★★☆☆☆☆☆☆☆☆


Swamp Wallaby オジロワラビー
ワラビーは、オーストラリアの東海岸に生息しており、地域によりさまざまな名前で呼ばれています。特に『Black Wallaby』や『Black-tail Wallaby』などの別名で知られています。森林部生息し、日中はあまり姿を現しませんが、夜間になるとえさを求めて動き出します。特徴は、背中が暗いオレンジがかった毛で覆われており、頬に黒いラインが入っています。また、名前の通り、尻尾が黒い色をしています。他のワラビーよりも移動の際頭を低くし、尻尾をまっすぐ伸ばします。非常に多産で知られています。オスは、75センチ程でメスのほうが少し小さいです。約15年程生きる事できます。
遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆


Mareeba Rock-Wallaby マリーバイワワラビー
マリーバイワワラビーは、オーストラリアの北東に位置するアサートンテーブルランドの花崗岩や玄武岩が露出した岩場にのみ生息しており、Granite Gorge(グラナイト渓谷)では、昼間でも普通に見かける事ができます。開けた森林部に生活し、草や葉を食べます。大体毎年一匹の子を産みます。灰色と茶色の毛に覆われていますが、生息地域により濃い茶色から黒っぽい毛におおわれている場合もあります。体長は、50センチ程です。
遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆
◇Mareeba
Mareebaという名前は、先住民族の言葉で、「水の出会う場所」という意味です。アサートンテーブルランドに位置する町の名前で、タバコや米、マンゴー、コーヒーなどを産出します。もともとは、アボット・クリークAbbot Creek、1893年頃までにはグラナツ・クリークGranites Creekと呼ばれていた。1877年に、ジョン・アサトンが入植し、その後アサートンテーブルランド最初の町となる。1928年からタバコの生産が始まり、オーストラリア最大のタバコ生産地となりました。


Parma Wallaby パルマワラビー
パルマ」ワラビーは、ニューサウスウェールズ州の東部にのみ生息しています。おもに夜行性ですが、曇りや雨の日など日中にも行動します。ユーカリ林や時には雨林に生息し通常単独で生息していますが、食事時などはペアになることがあります。草木を食べます。一時は絶滅の危機にさらされていましたが、今は回復してきています。小型のワラビーで大きさは、オスで50〜55センチ程で、メスは若干小さいです。
遭遇容易度★★★☆☆☆☆☆☆☆


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 単孔類

Platypus カモノハシ
カモノハシは、世界でも非常に珍しい単孔類に属す動物です。単孔類は、オーストラリアの中でも2種類しか生息しておらず、そのうちのひとつがカモノハシです。特徴は、生殖孔と排泄孔が1つだけで、さらには、卵を産む(育てるのは、お腹の辺りにある乳腺から滲み出す母乳です。)唯一の哺乳類です。オスのカモノハシは、後脚の蹴爪に猛毒を持っており、時には死に至る場合が有りますので注意が必要です。野生ではなかなか見かけるのは困難で、ツアーでカモノハシを見るというパターンが多いです。水辺に巣穴を作り生活します。世界的に様々なマスコットのモデルにも起用されており、愛知万博の際のオーストラリア館のマスコットにもなりました。20世紀初頭まで皮をとるために乱獲されましたが現在は、しっかりと保護されています。体長は大きくて約50センチほどまで成長します。遭遇容易度★☆☆☆☆☆☆☆☆☆


Echidna ハリモグラ
ハリモグラは、カモノハシと同様で世界でも非常に珍しい単孔類に属す動物です。特徴は、生殖孔と排泄孔が1つだけです。ハリモグラ科の動物で、世界でも4種しか確認されておらず、オーストラリアでは、この種のみ生息しています。太くて硬いとげに覆われており、危険を察知した時は、丸まって身を守ります。このおかげで動物の生存争いにも生き残って現在に生息するといわれております。特に珍しい特徴として、お腹には育児袋もついていますので、有袋類の特徴も持っており、特に原始的な哺乳類のグループといえます。聴覚、臭覚が優れており、穴に細長い顔を突っ込み、細長い舌を器用に利用して主としてありを食べます。体長は、約45センチほどまで成長します。遭遇容易度★☆☆☆☆☆☆☆☆☆


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 海外から持ち込まれた動物

Feral Goat 野生ヤギ
オーストラリア大陸に野生ヤギは、2〜300万頭ほど生息していると考えられています。もともとは、1788年の第1次流刑団が到着したと同時に、肉と牛乳を得る手段として持ち込まれました。このヤギは非常に強い動物で乾燥したオーストラリアで十分生きていくことができ、野生の植物に被害をもたらす動物として駆除の対象になっています。最近では、そのおかげで植物の生態系が回復しつつあります。8ヶ月の周期でメスは子供を3匹生むことができ、この状態が保たれれば、一年間で75パーセントずつ数を増やしていくことが可能となってしまいます。駆除の対象というのもうなずける数字です。体長はオスで1,5メートルで体重は40キロほどになります。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆


Dingo ディンゴ(野犬)
ディンゴは、タスマニア以外のオーストラリア全土に生息しており、特にクイーンズランド州のフレーザーアイランドで見かけることが容易です。もともとは、約4,000年〜8,000年前に東南アジアから何らかの理由で渡って来たものが野生化したと言われています。その理由のひとつとしては、先住民のアボリジニが連れてきたともいわれていますが、はっきりとは分かっていません。ワンワンとは鳴かず、遠吠えをします。体はがりがりにやせており、色も茶色から黒色まで存在します。陸上で生きる動物としてオーストラリア最大の肉食獣でもあります。遭遇容易度★★★★★★★☆☆☆
渡ってきたのが大昔の話ですので、外来種扱いされない場合もあります。


Feral Cat 野生猫
野生猫は、オーストラリア全土に生息しています。乾燥地帯の草木を食べたり、オーストラリアのもともとからいる小さい野生動物を襲い生態系を脅かす動物として問題になっています。この猫は、直接水を飲む必要は無く、えさの水分を吸収することが可能です。自分と同じかそれより小さい動物を食べるためだけではなく、スポーツハンティングとしても襲う為特に問題になっています。成長すれば3〜4キロほどになり、一般的な猫と比べて少し小さめです。いつこの種類の猫がオーストラリア大陸に住み始めたかは分かっていません。遭遇容易度★★☆☆☆☆☆☆☆☆


Doromedary ヒトコブラクダ(野生ラクダ)
写真はヒトコブラクダです。アフリカ、アジア、インドなどで家畜として飼われている他は、このオーストラリアにいる野生化したラクダのみです。現在オーストラリアには30万〜40万程の野生のラクダが生息しているといわれています。もともとは、荷物を運ぶ為や足代わりに運ばれてきたラクダが野生化し、現在に至っています。ラクダのコブは、水が入っているとよく言われますが、脂肪で出来ており、水分は食べる植物から摂取できます。さらには、必要時に大量の水を飲むことができ、体重の3分の1から4分の1もの水を飲みます。これだけ体内に水分を蓄えられれば約一週間は水を飲む必要が無いというのもうなずけます。遭遇容易度★★★★★☆☆☆☆☆
◇ラクダの種類
世界中にラクダは、2種類生息しています。もう1つが「フタコブラクダ」。これは名前の通り背中にコブが2つ有る種類でアジアで家畜として飼われている他、中国の内陸に広がるゴビ砂漠に約500匹〜800匹程度の野生化したフタコブラクダが存在します。ただこのラクダも家畜だった物が逃げ出して野生化したという説が強く真の野生のラクダは存在しないといわれています。この種は毛が長く、ずんぐりしており荷物を運ぶのに適しています。


Feral House 野生馬
もともとは、荷物を運ぶ為や足代わりに運ばれてきた馬が野生化し、現在に至っています。オーストラリア全体(タスマニア以外)に生息しており、草が茂るところや水がある地域で見かけることが出来ます。野生の植物などを食すのでオーストラリアにもともとから生息する動物や植物にとって問題になっています。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆
◇オーストラリアの馬
オーストラリアでは、地方の方で、まだまだたくさんの馬が飼われており、例えばクリスマスや誕生日のプレゼントなどにも馬が送られたりします。警察馬なども有り、パトロールの際には馬に乗って行なう姿も見かけます。


Rabitt 野うさぎ
もともとは、ウサギ狩りなどを目的にオーストラリアに運ばれたウサギが大繁殖を繰り返し、牧草などを食い散らかし始めた事により捨てられ野生化が進んでいきました。原産の植物や野菜を荒らす為問題になっています。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆



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