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オーストラリアでの生活
「海外で生活している。」と言うと旅行者の方に「いいですねぇ。」とか「私も住んでみたい。」とかよく言われます。もちろん中には、「私は絶対に嫌。」と言う人も居るわけですが、大半は羨ましがられます。
私達が生活する町は、オーストラリアの中東部に位置するゴールドコーストです。ここは世界有数のビーチリゾートと言われ毎年世界各地からのたくさんの観光客で賑わいます。詳しくはこちら
特に気候が温暖で、日本から定年後、こちらに移住する人も非常に多いです。海外旅行者には、日ごろから羨ましがられる生活なわけですが、もちろん当の本人は日常をこなしているだけで、常日頃から海外に生活しているという実感はありません。
確かに、日常的に見る風景は確実に日本ではないわけですが、長く生活すると次第に慣れてきて、それを過ぎると日常の風景に変わってしまうんです。これは、引越しなんかと良く似ている事なのかもしれません。住む場所が変わり、利用する路線が変わり、買い物をするお店が変わり、最初は新鮮なんですがだんだんと日常に変わっていく感じが有ると思います。
普段、私たちはお米を炊いています。味付けも醤油でします。食生活は、日本と同じなんです。ただ、日本のように便利なコンビニ弁当や定食屋のような物もほとんど有りませんので、日本に居る時よりは格段と自炊が増えました。お米も売っていますし、日本の食料品店も有りますので調味料なども日本の物が大半は揃います。
とにかく、オーストラリアの食事は、基本的に質より量という部分が強いと言う事とお米を食べる習慣が無い為、日本人にはあまり合いません。
さらに、日本人がたくさん住む町には、日本人用のビデオレンタル店も有り、日本に有るレンタルビデオ店とは違い日本のテレビ番組を録画した物を貸し出しています。この辺りは助かります。どうしても、英語のテレビは疲れますし日本人にはコメディーなどもいまいち理解できません。
家に居る時は、大体は日本のビデオを見ています。この辺りから英語の上達は、遅くなるんだと思います。それから、日本の情報は、リアルタイムでインターネットを通じて知ることが出来ますので非常に便利です。必要な物は、インターネットを通じて海外配送が可能なお店もたくさん有りますし(海外配送可能店舗集)、日本に両親も居ますので送ってもらう事も出来ます。
と言う事で、あまり日本で生活するのと変わりなく生活できるんです。せっかく海外で暮らしているのにもったいない気もするんですが・・・。
- 著者 ガイド太郎 -
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