Norfolk Island Pine ノーフォークアイランドパイン
海岸沿いにたくさん植林されており、いたるところで見かけることが出来ます。約15メートル程に成長し、葉の先が全て上を向き、きれいな三角すいを作るのが特徴です。オーストラリアには、もみの木が無い為にクリスマスツリーとしてデコレーションされます。もともとは、オーストラリアのノーフォーク島が原産ですが現在広い範囲で植林されています。ちなみにノーフォーク島とはオーストラリアのずっと東に位置する大きさ34.6Km2で人口が約1.900人程のオーストラリアの島です。島のシンボルになっているのがこの松ノ木です。オーストラリア以外にもニュージーランド、ハワイ、ニューカレドニア、南アフリカなどにも植えられています。遭遇容易度★★★★★★★★★☆
Grass Tree グラスツリー
乾燥したユーカリ林によく見かける植物です。種類も色々あるようですが、オーストラリアが原産の多年生の植物です。成長が遅いと一般的に言われていますが、種によって様々です。ふさふさした葉の真ん中上部から槍のような花を咲かせます。幹が黒っぽく肌の黒い先住民が槍を持って立っているように見えるところから、以前はブラックボーイの名前で呼ばれていましたが、差別用語に当たるという理由から改名され今の名前になりました。山火事が刺激を与え種がはじける事によって世代交代を行なっていきます。このふさふさした葉は日本では、スチールグラスという名前で生け花用の葉っぱとして利用されています。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆
Hoop Pine フープパイン
樹皮が横向けに割れているのが特徴です。その樹皮は、はがれそうに見えますがはがれません。最高で450年程生き、高さは60メートル程まで成長する事が出来ます。葉の様子と幹の様子(横向けに割れている皮が縦であれば)は、日本の杉に良く似ています。高度が、0メートル〜1.000メートルの地域で茂る事が出来ます。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆
Water Lily スイレン
ニューギニアに存在するのを除いては、70種以上のバンクシアがオーストラリア原産です。それらの発見は、1770年にキャプテンクックと共にオーストラリアにやってきたジョセフバンクスという植物学者によって発見され、名付けられませた。その一種であるオールドマンバンクシアは、オーストラリア東部に生息し、特にシドニーでたくさん見かけられます。特徴は、ギザギザの葉に大きな花が咲きます。この写真は、残念ながら枯れてしまっています。約16メートルほどまで成長します。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆