オーストラリアプロ現地ガイドによる総合情報サイト★☆
観光地、ツアー、動物、植物、宿泊施設などの情報満載


オーストラリアの酸いも甘いも知り尽くし
お役立ち情報配信中!!


なるほどAUトップ ↑


サイトマップ

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得



HOME > naruhodo AUS > Flower,Tree > Trees

Trees (Part1)



Eucalyptus ユーカリ
 フトモモ科のユーカリ属の植物の総称で、現在オーストラリアには500〜600種存在します。さまざまな変種を含めると1.000種類を超えるといわれています。高さ5メートル程のものから1番高い種類では70、80メートルまで成長する種類まであります。自然発火の山火事を起こし、火によって種をはじけさせ発芽し、増えていきます。コアラが食べる植物として有名ですが、毒素もありコアラは全体の1割程度の種類しか食べられません。もともと6.500万年ほど前に2、3種類のユーカリが誕生し、のちに乾燥に順応し種を増やしていたそうです。名前が分かるものは、別で下の写真で紹介していきます。
遭遇容易度★★★★★★★★★


Norfolk Island Pine ノーフォークアイランドパイン
 海岸沿いにたくさん植林されており、いたるところで見かけることが出来ます。約15メートル程に成長し、葉の先が全て上を向き、きれいな三角すいを作るのが特徴です。オーストラリアには、もみの木が無い為にクリスマスツリーとしてデコレーションされます。もともとは、オーストラリアのノーフォーク島が原産ですが現在広い範囲で植林されています。ちなみにノーフォーク島とはオーストラリアのずっと東に位置する大きさ34.6Km2で人口が約1.900人程のオーストラリアの島です。島のシンボルになっているのがこの松ノ木です。オーストラリア以外にもニュージーランド、ハワイ、ニューカレドニア、南アフリカなどにも植えられています。遭遇容易度★★★★★★★★☆


Jacaranda ジャカランダ
 原産は、中央アメリカ、メキシコです。オーストラリアでは、日本で言うところの桜のような感じの植物になります。この花が咲くとようやく春がやってきたことを感じます。特にオーストラリア人はこの木の下でマットを広げ家族などで食事をする光景をよく目にします。大きさは、20〜30メートルになり基本的には鮮やかな紫色の花を咲かせます。種類によっては、白色の花が咲きます。 遭遇容易度★★★★★★★★☆☆


Agapanthus アガパンサス
 熱帯、あるいは亜熱帯性の植物です。ジャカランダが散った後で、同じような花をつけるひときわ目立つ街路樹がポインシアナです。写真のように朱色の鮮やかな花を咲かせ、通常は5メートル程まで成長します。大きければ12メートル程まで成長するそうです。葉っぱなどが非常に密集する為日陰を作る樹木です。黒い大きなさやをつけ、カリブ海のほうで打楽器道具として利用されているそうです。遭遇容易度★★★★★★★☆☆☆


Illawarra Frame Tree イラワラフレームツリー
 非常にカラフルな燃えるような赤色のベル型の花びらが咲きます。この植物はオーストラリアの東海岸の熱帯地方が原産の木です。花は5枚の部分的に融合された花弁を持っている緋色のベルで、さやのような部分はボートの形をした暗い茶色で、長さおよそ10センチです。 これらは栄養になり、アボリジニー(先住民族)は焼いた後に食べていたようです。遭遇容易度★★★★★★★☆☆


Pundanus パンダナス
 オーストラリアには、このタイプの植物も色々有り、海岸沿いでたくさん見かけることが出来ます。日本ですと沖縄の方のタコノキという植物として名付けられている同種で、根っこが地面から出てきている様子が特徴です。パイナップルのような実が付きますが、普通は食べません。先住民族のアボリジニは、食用に利用していたそうです。この高さは、1.5メートル〜5メートル程度になります。約600種にも及びます。遭遇容易度★★★★★★★☆☆☆


Macadamia Nuts マカダミアナッツ
  マカダミアは、ヤマモガシ科の常緑樹実で、ナッツのひとつです。ハワイのお土産として有名ですが実は、もともとオーストラリア東部原産です(7つの種が有ります)。直径2cm程度の殻果をつけます。 そのままオードブルや酒の肴としたり、クッキーなどの原料に使われたりします。100g中に脂質を76.8g含み、オレイン酸やパルミトレイン酸を豊富に含んでいる。実は木から落ちてから熟します。先住民族が、以前よりマカダミアナッツを食べていたという痕跡が(日本でいう貝塚から)発見されています。約20メートルまで成長します。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆


Grass Tree グラスツリー
 乾燥したユーカリ林によく見かける植物です。種類も色々あるようですが、オーストラリアが原産の多年生の植物です。成長が遅いと一般的に言われていますが、種によって様々です。ふさふさした葉の真ん中上部から槍のような花を咲かせます。幹が黒っぽく肌の黒い先住民が槍を持って立っているように見えるところから、以前はブラックボーイの名前で呼ばれていましたが、差別用語に当たるという理由から改名され今の名前になりました。山火事が刺激を与え種がはじける事によって世代交代を行なっていきます。このふさふさした葉は日本では、スチールグラスという名前で生け花用の葉っぱとして利用されています。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆


Hoop Pine フープパイン
 樹皮が横向けに割れているのが特徴です。その樹皮は、はがれそうに見えますがはがれません。最高で450年程生き、高さは60メートル程まで成長する事が出来ます。葉の様子と幹の様子(横向けに割れている皮が縦であれば)は、日本の杉に良く似ています。高度が、0メートル〜1.000メートルの地域で茂る事が出来ます。遭遇容易度★★★★★★☆☆☆☆


Water Lily スイレン
 ニューギニアに存在するのを除いては、70種以上のバンクシアがオーストラリア原産です。それらの発見は、1770年にキャプテンクックと共にオーストラリアにやってきたジョセフバンクスという植物学者によって発見され、名付けられませた。その一種であるオールドマンバンクシアは、オーストラリア東部に生息し、特にシドニーでたくさん見かけられます。特徴は、ギザギザの葉に大きな花が咲きます。この写真は、残念ながら枯れてしまっています。約16メートルほどまで成長します。遭遇容易度★★★★☆☆☆☆☆☆


←Flowersへ このページのトップに戻る Trees(Part2) へ→

Copyright © 2006-2007 GoYouKi. All Rights Reserved.