地域情報

このコーナーは地域の情報を写真つきでご紹介していきます。特にガイドブックなんかにも載っていないような場所も紹介できればと考えて紹介しています。

例えばその地域の歴史や名前の由来や距離、地図なども含めそれぞれご案内しております。
皆様が訪れる場合にも分かりやすいようたくさんの写真を掲載しています。

​※入場料等は日々変わりますので最終的にはご自身でお調べ下さい。

州 / State

ニューサウスウェールズ州の歴史は、オーストラリアの歴史となってしまいますが、最初にこの地を中心とした植民地がどんどん切り離されていき各州に別れていった。1788年第一次流刑団が到着したのも、シドニー近郊のボタニー湾でした。1901年にオーストラリア連邦成立と同時に州となりました。

オーストラリアで最も人口が多く、州都のシドニーは、オーストラリア最大の都市です。州全体の総人口は、約680万人程です

タスマニア州に次いで小さい面積ですが、人口密度は高く、人口が約500万人生活しています。州都は、メルボルン(第2の都市)で、州として認められた1851年に女王の名前がビクトリアだった。名前はそこから来ています。ちなみにこの州の70%の人々がメルボルンで生活しています。

もともとこの州は、農業が中心でしたが、1851年にメルボルンから程近いバララット周辺で金が発見されゴールドラッシュに沸きあがり、たくさんの移民が増え、商業中心に変わっていきました。。

町の中心部にはオーストラリア最大のチャイナタウンも有ります。

クイーンズランド州はもともとニューサウスウェールズ州の一部として1824年に流刑植民地が設置されました。その後、1842年自由移民が始まり、1859年6月6日にニューサウスウェールズ州と分離しました。州都は、ブリスベン(オーストラリア第3の都市)で、この州の面積は西オーストラリア州に次いで大きく、大陸の4分の1を占めます。約165万km² あり日本の約5倍を誇ります。

州都のブリスベンや、ゴールドコーストなどの南に人口が集中しており、州全体の人口は425万~430万程です。産業は、農業、天然資源、観光業がメインとなっています。

温暖な気候と大半が熱帯地域に属す事からサンシャイン(日光)ステート(州)と呼ばれる事が多いです。

オーストラリア最大の面積を誇り大陸の約3分の1を占めます。面積は約250万km²で人口は約200万人ほど生活しています。州都はパースで、人口の大半は南部で生活しています。

もともと1826年にニューサウスウェールズ州の管理の下スワン川流域に植民地が設置された事によりはじまりました。オーストラリアの中でも唯一西海岸にある州で、1度はオーストラリアから独立するなどの運動も起こっていました。

面積が約105万km²あり、その一部が内陸の乾燥地帯に属します。その為に州全体の人口が約150万人程いますが、大半は、海岸沿いやマレー川沿いの肥沃な土地に集中しています。

他の州都は異なり、流刑地としてではなく自由に移民する土地として人々の1836年に入植が始まりました。タスマニア州以外の全ての州と隣接しているのも特徴のひとつです。

世界遺産は1件登録されています。クイーンズランド州の哺乳動物化石出土地域遺産と同じ登録です。場所は離れていますが、2箇所で1物件となります。

タスマニア州は、唯一1つの島から形成される州です。州都はホバーで、ビクトリア州の南方にあるオーストラリア最小(北海道の約8割り程度の広さ)の州です。ただ歴史は古く、1803年にはシドニーから最初の移民が行なわれています。

1826年には、シドニーの植民地から分離しオーストラリアの植民地の歴史では2番目の歴史が有ります。
オーストラリアの負の歴史の1つとも言える出来事としてタスマニアに生活していた先住民族と移民との間で争いが起こり、1876年には先住民族が絶滅してしまったという出来事があります。

産品はリンゴで、島の形もなんとなくリンゴの形に似ている事から、時にはアップルアイランドとも言われています。

特別区・準州 / Territory

名前の通り首都キャンベラが有る特別区で州とは異なります。。1911年にニューサウスウェールズ州から分割され首都機能として動き出しました。ニューサウスウェールズ州に囲まれており約2.600km² 程度の広さにあたる。キャンベラ周辺と海に出る為の区域、ジャービスベイ地域の一部が飛び地として同じく首都特別区に含まれています。

人口は、34万人前後で、首都がある割には範囲も非常に狭いです。ここはもともと、シドニーとメルボルンの1.2を争う都市で首都をどちらに置くか話し合いが持たれた末、その2都市の中間に人工的な都市を築き、首都として機能し始めました。

各国の大使館や領事館などが点在しています。

オーストラリア大陸の中央から北部にかけてノーザンテリトリー(北部準州)とされます。最も人が住みにくく南部は「レッドセンター」と呼ばれ、赤土の台地が広がり、北部では、「トップエンド」と呼ばれ雨季になるといたるところで、雨による洪水や氾濫が起こってしまいます。人口は約20万人前後です。

日本とも関わりが深く、真珠の産業の際にはたくさんの日本人が、働いていました。さらには第二次世界大戦の際に、日本軍は州都(準州都)であるダーウィンを攻撃し、壊滅状態にしたという歴史も有ります。

オーストラリアで最も先住民族アボリジニが多く生活し、人口の約2割がそれにあたる。
アボリジニの居留区も面積の50%にのぼる。1部を除いてはもちろん一般人は入ることが出来ない。